思い出作り12

「私は賛成よ」
 かえでに姉が飛田で働く話をした。
 それで夜におかんの店に私が連れて行くことになった。私は父にもう少しその後話を聞いていた。姉は日系ホテルの従業員をしていて夜は小遣い稼ぎで抱かれていたようだ。だが父はだけどもと言うか飛田で働かせたくないようだ。だが口には出さない。
 8時にマンションに迎えに行くと一人でいたのかともこが出てくる。
「父の世話にはなりたくない。だから働く。もしひろし君がいいなら抱かれてもいいよ」
「いや、今日はかえでの話を聞いてほしい」  
 どうもぎこちない。
 おかんの店に入るともうかえでが指定席で騒いでいる。私はともこを挟むように座る。だがかえでは座るなりひそひそ話を始める。ともこが笑っている。どうも仲間はずれにされている。一人でビールを1本空ける。かえでが何やらスマホを見せている。最近買ったようだ。
「嫌だ!」
 ともこの声に画面を見る。かえでがすみれのおっぱいを吸っている。
「全部話しちまったよ」
「ともこもすみれとしたいだって」
「それは不味いだろ?」
「何でもありなんだよ。でも姉さんは飛田では働かないことにしたわ」
「私お父さんのあの店を手伝うよ。今度すみれの時に会いたいわ。静江さんの話も聞いているから」







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テーマ : ファンタジー小説 -- ジャンル : 小説・文学

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yumebito86869

Author:yumebito86869
もう記憶の中で小さくなってしまているが、
小さい頃病院で隔離されていた時期があった。
その時隣部屋にかえでと言う毛糸の帽子を被った少女がいた。
童貞を失ったのもかえでだ。
何もかもう失った時、私はすみれとして彼女と再会した。
また短い時間だったが私の中で一生光り輝いている。

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