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再会の時10

 私の記憶に鮮明に残っている。かえでには膣とアナルの間に黒子があるのだ。
「かえで?」
「私は楓よ」
「ちがう。ひろしだよ」
「ひろし君?」
「入れるよ」
 昔は少し窮屈だったが今は滑り込むように入る。でもぎゅうと締め付けれ来る。
「わー!ひろし君だ」
 今の私は30分でも持つようになっている。かえでが体を押し上げるように振動する。昔のように精液を放つとぴくぴくと震える。かえでは私のものを抜くと口で拭き取ってくれる。
「これはひろし君だけ」
「いつ退院をした?」
「高校になった時また母が離婚してお金が払えなくなって強引に退院した」
「病気は?」
「1か月に一度通院をしている。話はまた外でしようよ」
 そう言うなり濃厚なキッスをする。
「また立ってるわ。入れる?シャワーなしなら後10分できるよ」
 今度はかえではお尻を突き出す。今度は5分も持たない。
「ほらもうツルツル」
 鬘を取るとまったく毛がない。かえでは私の口紅を引いて化粧を手伝ってくれる。
「お金はいいよ」
「仕事だよ。次食事をおもってくれれば?」
「メールを送る」







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テーマ : ファンタジー小説 -- ジャンル : 小説・文学

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yumebito86869

Author:yumebito86869
もう記憶の中で小さくなってしまているが、
小さい頃病院で隔離されていた時期があった。
その時隣部屋にかえでと言う毛糸の帽子を被った少女がいた。
童貞を失ったのもかえでだ。
何もかもう失った時、私はすみれとして彼女と再会した。
また短い時間だったが私の中で一生光り輝いている。

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